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2022/02/09
ハウス・オブ・グッチ
映画ネタが続きます。
「ハウス・オブ・グッチ」を観てきました。皆さんご存知の世界的有名ブランドの「GUCCI」の繁栄と一族の崩壊のほぼ実話です。
後の社長の妻となるパトリツィアにグッチの御曹司マリツィオ・グッチと出会った時から崩壊が始まっていたのか、元々崩壊するべくして崩壊したのか、日本でもロッテや大塚家具のお家騒動もありましたが、世界的ブランドのグッチにも血で塗られた歴史があったようです。
話としては、貧しい育ちでお金に執着があり、上昇志向のあるパトリツィア・レジャーニは、あるパーティーでグッチの御曹司マウリツゥオ・グッチと出会い、さっそく彼を落としにかかり、あまり女性経験がなかったマウリツィオは簡単に落とされ結婚までします。その後二人の子供をもうけますが、元々家の仕事をやりたがっていなかった夫を家業を継がせ、裏で夫を操り最終的には社長にまで登りつめさせたのですが、だんだん夫婦仲が悪くなるのと、彼に愛人ができると、雲行きが怪しくなってきて、最終的には一線を超えてしまうまでの話です。
音楽は全編80’で、個人的には懐かしい曲ばかりで、劇中の内容をわざと?皮肉った曲を選択していて、そこも楽しかったです。
この映画、完全にレディ・ガガの映画ですね。劇中完全にレディ・ガガ感を消し、素晴らしい演技で女の愛欲、征服欲、独占欲を表現しています。驚いたのは劇中すべてあえてイタリア訛りの英語で話しています。脇のアル・パチーノが霞んでしまうほどの演技でした。 余談ですが劇中、オフィスでのライオンかトラの様な声での激しいセックスシーンは笑ってしまいましたが・・・。(^^)
これから観ようと思っている方、おすすめです。ただこの映画、3時間近い長い映画ですので、時間があるときにどうぞ。。。そこまで時間を感じさせない映画でしたよ。